ぺサック・レオニャン地区(Pessac Lepgnan)
ぺサック・レオニャンは1987年に制定された、ボルドーの赤ワインと辛口白ワインにおいてとても重要な生産地区です。この地区は北部のグラーブ地区にあたり、グラーブ地区はボルドー市内から南東約50kmのところに位置する広大な地域でガロンヌ川の左岸に沿って広がっています。そのグラーブ地区内の卓越したシャトーは、ここぺサックレオニャンに集中しており、16のシャトーが格付け(1955年)されており、シャトー・オー・ブリオンは唯一の一級格付けシャトーです。(1855年)
土壌は水捌けのとてもよい砂利質土壌で、白ブドウ品種は一般的により軽く砂質の多い場所で育っています。ブドウ畑は南西部にある松林(ランドの森)によってより保護されています。
赤ワインは主にカベルネ・ソーヴィニョン種から造られ、メルロー種とカベルネ・フラン種がブレンドされており、メドック地区のワインととても似ているものの最終的に出来上がったワインはかなり異ります。 ここでの上質ワインには特有のアロマがあり、ミネラルや煙をより思わせます。白ワインも個性のある辛口タイプでソーヴィニョン・ブラン種とセミヨン種から造られています。